「自主練では完璧なのに、試合になると引っかかる」
「相手を抜いたつもりが、すぐ後ろから追いつかれる」
練習を見守りながら、そう感じたことはありませんか? ダブルタッチは基本中の基本ですが、実は「知っている」と「試合で使える」の間には、深い溝があります。
我が家でも、小6・小4の息子たちと向き合う中で、技術の「質」の重要さを痛感してきました 。 今回は、プロも実践する「実戦で通用するダブルタッチ」へアップデートするための、3つの論理的なコツをお伝えします。
参考にした動画(ぱんだ兄弟さんのチャンネル)
非常に分かりやすい解説ですので、ぜひ視聴してみてください!
先日ご紹介した方がゲストで出演されています。
1. 「弾く」のではなく、ボールは「運ぶ」
ダブルタッチの成否は、1タッチ目で9割決まります。多くの選手が無意識にやってしまっているのが、ボールを足で「弾く(キックする)」タッチです。
私自身、学生時代にルート・フリット(元オランダ代表の名選手)がダブルタッチをしている動画を見たことがあって、かっこいい!すげー!ってことで自分も何度か練習してみたんですがまったくできませんでした。
たまたま試合中にまぐれで出来たことがあって、とても嬉しかったんですが、それ以降は全く再現できなかったのを覚えています。
それが便利な時代になりました。数々の動画を見ることで即解決&納得しました。
当時の私がまったくできなかった原因。
それは当時の私がファーストタッチでボールを弾いて(蹴って)いたからです。
- 「弾く」タッチの罠: スピードは出ますが、ボールが足から離れすぎるため、2タッチ目がブレやすくなります。また、体勢を崩しやすく、次のプレーに素早く移ることが困難です。
- 「運ぶ」タッチの極意: ボールを蹴るのではなく、足に吸い付かせるように目的地まで「スライド」させる感覚です。カトテクさんの動画にあるように、親指の横の出っ張りに引っ掛けるイメージを持つと、ボールが逃げません。
目指すべきは「ボールが足から跳ねない」状態です。常にコントロール下にあるため、次のプレーが全くブレなくなります。
2. 「頑張って出す」から「自然な流れ」へ
「運ぶ」感覚を掴んだら、次は「幅を出す」ことにチャレンジしてみましょう。せっかく運んでも、相手の守備範囲(懐)の中ではボールをロストしてしまいます。
まだ背丈の小さい子供たちには「幅を出す」のはまだ背丈の小さい子供たちにはなかなか難しそうでした。そこで少しでも「幅を出す」のを意識できるように子供達に伝えたのは「最初の一歩はボールと一緒に遠くへ逃げる」ということです。
- サイドステップの意識: タッチだけを気にするのではなく、体全体で大きく横にサイドステップする容量で移動します。
- 軸足のスライド: ボールの流れに合わせて、軸足も一緒にスライドさせることで、ボールが跳ねるのを防ぎ、より大きな幅を生み出せます。
この方が自分の子供たちはわかりやすかったようで幅がでるようになりましたし、方向も横だけじゃなく、斜め前、斜め後ろなど状況に応じたダブルタッチができるようになりました。
3. 「相手」を意識した駆け引きの練習
最後にして最も重要なのが、「相手の動きに反応して発動させる」トレーニングです。一人でどれだけ綺麗にできても、相手に対して使えないと技術は活かせません。
- 反応を磨くドリル: パートナー(親御さんでOK!)と向かい合い、不規則に足を出してもらいましょう。
- 「いつ出すか」を体に叩き込む: 相手の足が出てきた瞬間を「トリガー(引き金)」にして、ダブルタッチを発動させます。
時にはフェイントを入れたり、あえて見当違いの方向を指さして注意を逸らしたりするなど、ゲーム感覚で楽しむのがコツです。「相手の逆を取る」という駆け引きの要素が入って初めて、ダブルタッチは実戦で使える最強の武器に進化します。
まとめ:ダブルタッチのコツは「弾く」より「運ぶ」
- 「弾く」のではなく「運ぶ」: ボールと一緒に移動する感覚を掴む。
- 「頑張る」のではなく「自然に」: 無意識にどの方向にも出せるように反復する。
- 「一人」ではなく「相手」: 相手の動きをトリガーにして、実戦のタイミングを掴む。
ダブルタッチは小学生年代の技術の高い子ほど、巧みに使いこなしている印象です 。他のドリブルやフェイントとも相性が抜群ですので、ぜひ親子で楽しみながら練習してみてください!



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